Greetings.
各地の愛すべきブラザー、シスター。
偉大なるちっぽけな夜を相変わらず過ごしてますか。
覗いたガラスの底はまだ綺麗ですか。
あの夜のこと、まだ憶えてますか。
久しぶりの便りです。
九月。
悲しみと教えを巻き込んだ巨大な台風を追っかけて、一路北の国、北海道。
はじめて降り立った空港で吸った空気は、日本じゃなかった。
ラインを引かれJAPANと呼ばれるずっと前から漂っているだろう
その霧を吸い込むと、長い歴史となぜか少しの悲しみを感じた。
終わってみれば札幌でのバスキングも合わせて2週間で計10本のLIVE.
ナイトピープル達の聖地、札幌は想像よりもずっと美しくそこにあった。
音は乾いた風に冷やされてクリアに、より暖かく鳴っていた。
偉大な"路上"のアーティスト達はどこまでも気さくで優しく、そして厳しかった。
『僕はなんのために、どこから来て、どこへゆくのか』
暗闇で迷っていた僕に、音の女神の両手が差し出された気がした。
そのともしびはゆっくりと暖かく、僕の疑問符を照らしてくれた。
本当の音楽は革命を起こすほどのチカラを持ってる。
一人の少年の心、ひとつの国が変わりうる革命。
いつの日か、世界中で活動する音楽家が嘆いていた。
『この国では音楽が恐れられていないことが悔しい』
そう、僕たちは音楽で革命を起こせるんだ。
くそったれた権力がビビるほどの、リアルな旋律を奏でよう。
そして今夜も。消えてゆく夜に生きた証を刻もう。
札幌、千歳そしてなによりBar OLD&苫小牧クルー。ほんとうにありがとう。
OLD CAMP, TOBIU CAMP最高でした。ありがとう。
DJ,Busker,painter,skater,dancer,old Bluesman, ハーコーPunks&Rastaman!!!
すべての北の夜の強者たち、忘れかけていた何かをありがとう。
再会を楽しみにしてます。
かけらを胸に次の場所へ。
とどまるな、水は止まると腐るぞ。
JUNN
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